DITAマップとは

DITAマップとは、トピックの並びと階層構造を定義し、出版物の構成を決めるための文書です。また、DITAマップは、独立した個々のトピックにコンテクストを与えます。

DITAマップは、トピック参照の集まりです。トピック参照の順序を変えることにより、出版物に含めるトピックの構成を簡単に変えられます。

DITAマップは、情報のコンテンツを表すトピックから独立しています。目的に応じた複数のDITAマップを作成することにより、同一のトピック群から、目的の異なる複数のマニュアルを生成できます。例えば、同一のトピック群から、クイック・リファレンス・マニュアルと、ユーザー・ガイドを生成するといったことが可能です。

DITAマップでは、メディア・タイプに応じて、トピックを出版物に含めるか否かを決める指定が可能です。この指定を利用することにより、同一のDITAマップとトピック群から、メディアごとに構成の異なる出版物を生成できます。例えば、オンライン・マニュアルには動画のトピックを含め、紙(PDF)マニュアルを生成するときは、動画のトピックを除外するといったことが可能です。

DITAマップは、トピックが持つ情報をオーバーライドする機能を有しています。DITAマップを使って、トピックのタイトル、主文(ショート・デスクリプション)、およびメタ情報(索引情報や検索用データなど)をオーバーライドできます。この機能により、トピックを様々なコンテクストに順応させることが可能になり、トピックの再利用性が向上します。