Information Mapping®法とは

Information Mapping法とは、アメリカで開発された情報発信の標準化手法で、効率的なビジネス・コミュニケーションを実現するための体系的な方法論です。DITAは、読み手の情報の理解を促進するために、Information Mapping法の考え方を取り入れています。

Information Mapping法は、大脳生理学や認知心理学の研究から導き出された、原理・原則に基づいて開発されました。コミュニケーションに関わる問題を解決することにより、知的作業の生産性を向上することを目的としています。Infomarion Mappint法とDITAの共通点は、情報を理解しやすいように分類・分割し、かつ、それぞれの情報の関連を明確にするための、実用的な方法論を提供する点です。

Information Mapping法は、7つの原則、2つの新しい情報単位(インフォメーション・ブロックとインフォメーション・マップ)、7つのインフォメーション・タイプを教えています。Information Mapping法が教えることと、DITAでのトピック執筆の基本ルールの対応を、一部だけ下表に示します。

表 1. Information Mapping法とDITA
Information Mapping法が教えること DITAでのトピック執筆の基本ルール
チャンキングの原則:情報を小さなかたまり(チャンク)に分割する 1つのトピックには、1つの目的を達成するために必要十分な情報だけを書く
関連性確保の原則:1つのチャンクでは1つのテーマだけを扱う 各トピックは、「~とは?」、「~するにはどうすればよいのか?」、あるいは「何がおかしいのか?」といった、1つの問いに答えるように、合目的的に書く
ラベル付けの原則:チャンクの内容の概略がすぐに分かるように見出しを付ける 各トピックには、そのトピックの内容を具体的に表すタイトルを付ける