整形済みテキストを書く <pre>, <codeblock>, <screen>, <msgblock>

DITAでは、整形済みテキストを書くのにpre要素、codeblock要素、screen要素、またはmsgblockを使います。整形済みテキストとは、プログラムのソース・コードのように、空白やタブ、改行も含め、ソース・テキストをそのまま表示するテキストのことです。

codeblock要素、screen要素、およびmsgblock要素は、すべてpre要素を特殊化することにより作られています。これら要素のコンテンツは、固定ピッチ・フォントで出力されます。

pre要素、codeblock要素、screen要素、およびmsgblock要素は、以下のように使い分けます。

表 1. 整形済みテキストを書く要素の使い分け
要素 用途
codeblock ソフトウェアのソースコードや、HTMLやXMLのソースコードを書くときに使用する
screen ソフトウェアが画面上に表示する内容を書くときに使用する
msgblock ソフトウェアが出力するエラー・メッセージや通知メッセージを書くときに使用する
pre 上記のいずれにも該当しない整形済みテキストを書くときに使用する